消臭・脱煙装置VM型|東京技術研究所

消臭・脱煙装置VM型

消臭・脱煙装置VM型

有害ガス、悪臭、黒煙などを処理する目的で開発された装置です。

概要

電気炉(灰化炉)や乾燥機、恒温器の排気からのガスを直接吸引して処理します。
吸引した排気ガスを処理フロー図に示した、5つの層(分解層、触媒層、冷却層排出層)を通過させることで安全に処理します。
本装置の最大の特長は極力メンテナンスをしない構造に設計されているため、ランニングコストが少なくて済むことです。
メンテナンス部品は(2年~3年)交換不要です。設置は電気配線のみで管理運営が大変に楽です。
接続した装置から高温の排気ガスを吸引しても使用出来ます。
さらにその時の本装置の排出温度は70℃以下ですので安心してご使用いただけます。
複数の装置との接続も可能ですから、電気炉と乾燥機を同時に処理することもできます。同様に電気炉を2台にし、切換え弁で使用することもできます。

規格

1㎥/minタイプ 2㎥/minタイプ *9㎥/minタイプを開発
・電源AC200V 2.5KW
・W850×D400×H1200
・電源AC200V 5KW
・W1050×D400×H1450
サイズはW2000×D1000×H2000

性能

吸引風量: 1㎥/min、2㎥/min、9㎥/min(開発中)
(家庭用サークレータ: 約20㎥/min)

  • 消臭の効能: 「アンモニア・メチルカプタン・硫化水素」臭気強度2以下
  • 0 : 無臭
  • 1 : やっと感知できる臭い(検知閾値濃度)
  • 2 : 何のにおいであるかわかる弱いにおい(認知閾値濃度)
  • 3 : 楽に感知できるにおい
  • 4 : 強いにおい
  • 5 : 強烈なにおい

特長

  • コンパクトなサイズ
    • 1㎥/min : W850×D400×H1200
    • 2㎥/min : W1050×D400×H1450
    • 9㎥/min : W2000×D1000×H2000
  • 処理能力が高い
    • アンモニアなどは処理後ほぼ0ppm

脱煙処理

  • 煙突から出る煙を処理して無煙のガスにします。
    (例)
    • 薫製機(スモーカー)から出るガスを処理します。
      →精肉屋
    • 生ゴミ等焼却炉から出るガスを処理します。
      →リサイクル施設、レストラン、病院、宿泊施設
    • 乾燥機や電気炉・灰化炉から出るガスを処理します。
      →実験室、研究室

その他、住宅街等で煙を出せない環境のユーザー等

消臭処理

  • ダクトを通って出るガスのにおいを処理します。
    (臭い匂いを消す)
  • 生ゴミ、堆肥などの発酵処理による臭いを処理し、消します。

主な納入先

  • 各官公庁施設
  • 大手家電メーカー
  • 食肉加工メーカー 他

分解処理のフロー

分解処理のフロー